12月21日(金)、なぎさカフェで第21回名無し勉強会 in 八戸が開催されました。2018年最後の勉強かということもあり、名無し勉強会の忘年会も兼ねて実施しました。
私は今回初参加させていただいた、青森公立大学の木暮です。この名無し勉強会はみなさんの活動近況を兼ねたショートプレゼンをツマミとして楽しむ宴会なんですね。そして初参加にも関わらずいきなりブログ担当に当たってしまいました。(今年の運をこれで使い切ったか?!)
今回は、名無し勉強会の前にCES2019学生派遣プロジェクトの出発前打ち合わせ会も行い、このプロジェクトに派遣される八戸工業大学2年生・落合佳祐さん、青森公立大学3年生・蛯沢恭子さんも加わり、計9名で盛り上がりましたよ。では、各位のプレゼンを順にご紹介いたしましょう。
まず、トップバッターは岡本さん。年明けにCES2019に派遣される学生さん2名のために、岡本さんが2年前にCESに行かれた際の様子を報告されました。CESはなんと1967年から開催されている伝統ある家電ショーなのです。現在では家電という枠を超えてカテゴリーも幅広く、全世界から展示者が集まってくるイベントになっています。
CES2019には、岡本さん、立花さんが2名の大学生の引率されますが、よい視察ができるといいですね。
つづいて工藤さんの報告。近々、青森駅近くのオフィスを移転されるそうですが、最近の過酷な労働状況を報告されました。何より寝る時間がないのが一番辛いのだとか。1週間で3時間しか寝られなかった時もあったそうで。受注先からの未払いもあるし、クライアントの担当者が3回変わってその度に仕様が変わったり、意思疎通ができず、作ったものが使い物にならなかったことなども。
工藤さんいわく、一人で起業するのは避けた方がいい、取引先の裏切りも考えて行動をしなくてはいけない。とはいえ、小さい案件も受けなければならない、大変なんだよーと。IT業界あるあるなお話ですが、そんな話をするとIT業界に夢を膨らます学生さんが引いちゃいそうですが(笑)。
お次は、八戸工業大学・修士1年の木村さん。木村さんは雪崩のシミュレーション動画の制作に当たっての、視覚効果の研究をされているそうです。XYZ軸でノイズをかけることで複雑に見えることがわかってきたのだとか。
木村さんに続き、八戸工業大学の伊藤智也先生がプレゼンテーション。マイクロソフトのKinectと似たような機能を持つ、インテルのREALSENSEをご持参になり、それを活用した研究を来年度にも進めていられるそうです。あ、これはコンフィデンシャルでした?! このREALSENSEは類似のカメラ類と比べ比較的高解像度で、何かと応用できそうなのだとか。
B向けiOSアプリ開発も手がけられている外舘さんは、Minecraftのレッドストーン関連テクニックあれこれをデモンストレーションしながらご紹介くださいました。
本日紅一点、青森公立大学3年の蛯沢さんは、さる11月27日に仙台市で開催された「Challenge IoT Award 2018 ビジネスモデル発見&発表会 東北大会」に出場し、みごと女性起業家賞を受賞したビジネスアイデア「D-GIRL」についてプレゼンしました。これは一言で言うと「アパレル業界向けIoTハンガー」。女性って、洋服を買いにってもなかなか決められないのだそうです。男には理解不能なそんな女心の難しさを力説。
その後、私、青森公立大学の木暮は今夏訪問した中国・深センのあれこれをご紹介。顔認証や電子決済、電気自動車事情など。
蛯沢さんとともに、CES2019へ派遣されることになった八戸工業大学2年の落合さんは、今春約1ヶ月に渡ってカナダに語学留学に行ってきたそうです。その時の思い出をiPhoen XSを使ってプレゼンしました。ナイアガラの滝ももちろん見てきましたし、ちょうどモーターショーも開催れてたので見学。車好きということですが、なるほど、GTRとかランボルギーニとか、速そうな車がお好みのようで。またスポーツも大好きで、フットボールやサッカーなども観戦してきたそうです。このほか、大学ではドローン研究会を立ち上げ、ドローン操縦などもやっているそうです。
本日の締めは立花さんのプレゼンテーション。画像を投稿するとその内容や類似画像を返してくるLINE用BOTをご紹介くださいました。
3分プレゼンというルールながら、ディスカッションも盛り上がって随分長時間になってしまったようですが、これが名無し勉強会の魅力なのですね! みなさま、お疲れ様でした。どうぞ良いお年をお迎えください。また来年!